睡眠検定1級の過去問題 Part1

睡眠検定

睡眠検定1級のMURAです

私は睡眠検定ハンドブックで勉強を始めて、1ヶ月ほどで睡眠検定1級に合格できました。結論から先に言いますと、さほど難しくありません。

試験問題の中には太字にもなってない、細かくて見逃すようなものもありますが、ほとんどは簡単でコラムを理解しておけば答えられるような難易度です。

私は2021年3月に合格しました、この時点で睡眠検定1級の問題を覚えている限り紹介していきますので、どうかご参考にしてください。問題は◯✕で答えます。

全部で230~240問になりますので、ゆっくりと取り組んでください。なお、ページが長くなるので数ページに分けてご紹介します。

それではいきましょう!

睡眠検定1級過去問題 問題1~30

問題1
脳の重さは体重の約2%であるが,脳のエネルギー消費量は安静時で18%近くを占めている。

答え:◯
人間の各器官のエネルギー消費量は、脳18%、全身の筋肉20%、肝臓20%、腎臓14%、皮膚5%でしたよね。他の数字を問われても答えられるようにしておきましょう。

問題2
朝の光を浴びてから,10~12時間後にメラトニンの分泌が始まる。

答え:✕
メラトニンが分泌されるのは、朝日を浴びてから15時間後ですよね。メラトニンの原料は食べ物に含まれるトリプトファンという栄養素です。体のなかでトリプトファン→セロトニン→メラトニンの順に変化して行きます。

問題3
睡眠による疲労回復は,消極的休養である。

答え:◯
消極的休養は睡眠など体を休めること、ややこしく感じるかもしれませんが積極的休養は運動することです。

問題4
ヒスタミンは,睡眠の維持に関与する脳内物質である。

答え:✕
ヒスタミンは脳を覚醒させる物質です(逆の意味で睡眠の維持に関与するとも言えますが・・・)

問題5
カフェインの覚醒作用は,抑制系神経の抑制にある。

答え:◯
カフェインには、アデノシンの作用を妨いで、睡眠の誘発を防ぎ、覚醒状態にする働きがあります。

問題6
睡眠は,体内時計機構によってのみ調節が可能である。

答え:✕
睡眠には夜になったから眠くなる体内時計機構と、疲れたから眠くなる恒常性維持機構が影響しています。

問題7
細胞レベルの子時計を制御する親時計は,視交叉上核にある。

答え:◯
カラダのほぼすべての臓器にも体内時計(子時計)がありますが、体内時計の中心である親時計は、脳の「視交叉上核」という部位にあります。

問題8
入眠は,深部体温の変化とあまり関係していない。

答え:✕
手足などの体の表面温度が上昇するほど、深部体温(体の内部の温度)が低くなるほど、眠りを誘発するんでしたよね。

問題9
レム睡眠期では,血圧,心拍数,呼吸数が不安定になっている。

答え:◯
レム睡眠中は「血圧」「脈拍」「呼吸」などといった自律神経機能が不規則に変化しています。

問題10
レム睡眠期では,睡眠段階1と同様の脳波がみられる。

答え:◯
レム睡眠期には睡眠段階1とに似た比較的低振幅の各周波数が混合した脳波が見られます。

問題11
成長ホルモンは,松果体から分泌されるホルモンである。

答え:✕
成長ホルモンは、脳から出た指令を受けて下垂体から分泌されます。下垂体と松果体は別物です。

問題12
メラトニンは,松果体から分泌されるホルモンである。

答え:◯
メラトニンは、脳内の松果体において生合成されるホルモンです。目から入った光刺激は、視交叉上核を経由して松果体に達します。

問題13
2002年の国際調査によると,日本人の睡眠時間は平均的である。

答え:✕
日本人の睡眠時間は世界最低レベルだと覚えておいて間違いはありません

問題14
幼児期から学童期の深いノンレム睡眠中には,成長ホルモンが多く分泌される。

答え:◯
成長ホルモンの分泌はノンレム睡眠に入った30分後が最大となります。幼児期が最大となり年を取るにつれて分泌量は減っていきます。

問題15
エジソンやナポレオンは,短時間睡眠者として知られている。

答え:◯
ショートスリーパーとして有名な偉人としては「エジソン」「ナポレオン」「ダ・ヴィンチ」などがいますね。

問題16
ヒトの体内時計の周期は,24時間よりも少し短いといわれている。

答え:✕
体内時計は25時間、概日リズムが24時間と覚えましょう。1時間のズレをリセットするのが朝日でしたよね。

問題17
朝の光は,概日リズムの位相を前進させる。

答え:✕
朝日に限らず、強い光によって概日リズムの位相は後退します。

問題18
室温35℃,湿度50%に設定された部屋では,睡眠が著しく妨害されるという報告がある。

答え:✕
快適な睡眠のための条件は、室温26℃で湿度が50~60%が良いとされています。

問題19
200ルクス程度の室内照明の光は,メラトニンの分泌を抑制するという報告がある。

答え:◯
200~300ルクス程度の光でもメラトニンの分泌が減ってしまうというデータもがあります。逆に150ルクス以下になるとメラトニンの分泌は促進されます。

問題20
赤色帯域を多く含む光環境は,夜の入眠に悪い影響をもたらす。

答え:✕
睡眠前の照明の色を「赤」「濃いめの黄色」「オレンジ色」といった赤色帯域にすると、快適な睡眠に導いてくれます。

問題21
就床している時間のうち,実際に眠っている時間の占める割合を睡眠効率という。

答え:◯
睡眠効率=『実際の睡眠時間÷ベッドにいた時間×100』です。目指すべきは睡眠効率85%以上です。

問題22
ニコチンの血中濃度は喫煙後数分でピークに達し,半減期は約30分である。

答え:✕
体内に入った血中のニコチンの半減期は約2~3時間です。

問題23
カフェインは,アデノシンA1およびA2A受容体を遮断することで覚醒効果をもたらす。

答え:✕
人間には、A1、A2A、A2B、A3の4種類のアデノシン受容体がありますが、中でも、カフェインと直接結びつくのがA1受容体です

問題24
カフェインの半減期を考慮すると,紅茶などは床に就く2時間前から控えるとよい。

答え:✕
カフェインの半減期は約4時間です。摂取してから5~8時間は体内に残るので、夕食以降は控えたほうが良いでしょう。

問題25
寝酒は,睡眠薬代わりにならないと考えてよい。

答え:◯
寝酒は入眠しやすくなりますが、睡眠の質が悪くなります。トイレの回数も増え、何度も夜中に起きることになります。

問題26
宣言的記憶は,意識的に学習し,想起できる記憶であることから,潜在記憶とも呼ばれている。

答え:✕
宣言的記憶は記憶の一種で、事実と経験を保持するものであることから陳述記憶とも呼びます。

問題27
宣言的記憶の定着には,一晩の前半の睡眠が重要であるといわれている。

答え:◯
宣言的記憶は睡眠の前半に現れる深い眠り(徐波睡眠)中に再処理されて記憶力が上がります。

問題28
場所の記憶においては睡眠段階2で再処理され,記憶向上が起こると考えられている。

答え:✕
睡眠段階2で成績が向上するのは、運動技能です。

問題29
認知技能の記憶は,入眠後の徐波睡眠と朝方のレム睡眠で再処理されて固定化が図られている。

答え:◯
手続き的記憶:①技能(運動技能、認知技能)②条件反射③プライミング

問題30
交代勤務者では,胃腸疾患の罹患率が必ずしも高くない。

答え:✕
交代勤務者には胃腸障害の人が多い。これは睡眠不足により消化管粘膜の修復が行われないから。

長くなってきたので続きはPart2でどうぞ

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