睡眠検定1級の過去問題 Part3

睡眠検定

睡眠検定1級のMURAです

それでは睡眠検定1級の過去問題の続きをやっていきましょう。問題61~問題90までをご紹介していきますね。

睡眠検定1級過去問題 問題61~90

問題61
睡眠時無呼吸症候群では,糖尿病,高血圧,心疾患などとの合併はまれである。

答え:✕
関係大アリ!無呼吸回数が多くなるにつれて、つまり重症になればなるほど、そのリスクは高くなりますからね。

問題62
睡眠時無呼吸症候群では,夜間に2回以上,トイレに行くことがある。

答え:◯
睡眠時無呼吸症候群の多彩な症状としては「大きないびき」「無呼吸」「あえぐような呼吸」「日中の耐え難い眠気」「夜間に2回以上のトイレ」「熟眠感の欠如」「起床時の疲労感や頭痛」「口腔内乾燥」「集中力や記憶力の低下」などがあります。

問題63
習慣性いびき症は,睡眠時無呼吸症候群の予備軍とみなされていない。

答え:✕
予備軍です!習慣性いびき症に悩んでいる人は、睡眠時無呼吸症候群の数倍に及ぶといわれています。

問題64
睡眠時無呼吸症候群では,睡眠中の呼吸停止に伴って動脈血に酸素飽和度の低下がみられる。

答え:◯
血液中の酸素飽和度は通常時は95%から100%ですが、睡眠時無呼吸症候群になると50%にまで下がる方もいらっしゃいます。

問題65
小児の睡眠呼吸障害では口呼吸となり,顔面筋の緩んで眠そうな特有の顔貌(アデノイド顔貌)を呈する。

答え:◯
小児の睡眠呼吸障害の原因として知られているのは「アデノイド顔貌」と「扁桃腺肥大」でしたね。

問題66
小児の睡眠呼吸障害では,胸の変形をきたすことが多い。

答え:◯
小児の睡眠呼吸障害の症状としては、陥没呼吸・大きないびき・呼吸が数秒止まる・夜中に何度も起きる、といったものがあります。

問題67
高齢者では,若年者に比べて不眠症になる比率はあまり変わらない。

答え:✕
60歳代から不眠だと感じる割合が高くなり、80歳代では3人に1人が不眠だと感じるようになります。

問題68
高齢者においては,睡眠薬による副作用が出現しやすい。

答え:◯
その副作用には、転倒や骨折、認知機能低下を引き起こすといったものがあります。

問題69
睡眠時随伴症は,小児期では睡眠時遊行症,睡眠時驚愕症などがある。

答え:◯
その他の症状としては、夜尿症、寝ぼけ、寝言、歯ぎしりなどあがあります。

問題70
レム睡眠行動障害では,レム睡眠中に夢内容に合わせて身体が動いてしまい,異常言動が出現する。

答え:◯
自分自身がケガをしたり、ベッドパートナーにケガさせてしまったりするので注意が必要です。

問題71
睡眠関連運動障害には,睡眠関連こむらがえりや睡眠関連歯ぎしりなどが含まれる。

答え:◯
他にも、むずむず脚症候群、睡眠中に脚が動く周期性四肢運動障害などがあります。

問題72
むずむず脚症候群は,若年者に比べて高齢者で多くみられる。

答え:◯
むずむず脚症候群の患者さんは人口の2%~4%で、これは200万~400万人にあたります。女性が男性の1.5倍も多いとの調査結果もあります。

問題73
ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は比較的安全性が高く,広く使用されている。

答え:◯
ベンゾジアゼピン系は効果は強いが依存性も高い、非ベンゾジアゼピン系は効果は劣るが依存性が低い。

問題74
睡眠薬を内服している女性は,母乳育児を避けるべきである。

答え:◯
睡眠薬の成分は乳汁への移行もみられるので、授乳期には薬物を服用しないか、母乳をやめてミルクに変更するのが良いとされます。

問題75
ベンゾジアゼピン系睡眠薬を長期に使用しても,通常用量の範囲内では依存が生じない。

答え:✕
通常用量のベンゾジアゼピン系睡眠薬の使用でも、4週間以上使い続けると依存症になりやすいとされています。

問題76
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の急激な中断により,再燃,反跳性不眠,退薬症候などの状態をきたす可能性がある。

答え:◯
他にも見られる離脱症状としては「不安」「焦燥」「頭痛」「知覚異常」などがあります。

問題77
レム睡眠では,夢を見ることがほとんどないといわれている。

答え:✕
レム睡眠中の人を外からの刺激で目を覚まさせると、80%の人が夢を見ていたという実験結果もあります。

問題78
セロトニンは,規則正しいリズミカルな運動に反応し,活性化される。

答え:◯
リズミカルな運動だけではなく、ガムを噛むという簡単な行為でも、20分程度続けていると、脳内セロトニン濃度が高くなります。

問題79
睡眠時間には,季節的変化がみられる。

答え:◯
睡眠に関する過去の調査では,一貫して睡眠時間は夏に短くなり,冬に長くなることが報告されています。

問題80
アデノシンは,覚醒中枢を高めて睡眠を誘発する。

答え:◯
コーヒーなどによりカフェインを摂取すると、このアデノシンの受容体がブロックされるので、その結果脳が覚醒してしまう訳です。

問題81
長時間起きていると,睡眠物質が蓄積してくる。

答え:◯
長時間起きていると、睡眠物質が脳の神経細胞に結合し、蓄積していき眠気を誘発してきます。

問題82
哺乳類の体内時計は,親時計となる時計がひとつである。

答え:✕
体内時計には「中枢時計」「末梢時計」「細胞内時計」といったように、3種類が存在します。

問題83
レム睡眠時には,情動に関与する扁桃体の血流が増大している。

答え:◯
一方で前頭葉では内側が血液供給不足になっており、脳の場所によって血流量は違っています。

問題84
ノンレム睡眠中は,交感神経系活動が亢進している。

答え:✕
ノンレム睡眠中は副交感神経が優位(リラックス状態)です。脳は休んでいて、体の筋肉は軽い緊張状態になっています。

問題85
健常人の睡眠は,ノンレム睡眠から始まる。

答え:◯
眠りにつくと、90分ほど深いノンレム睡眠が続き、その後約90分周期でレム睡眠とノンレム睡眠が繰り返されます。

問題86
レム睡眠期では,注意を要する外的刺激に対する応答性が少し低下する。

答え:✕
レム睡眠中は外部刺激に対する応答は著しく低下しています。なので「レム睡眠=浅い眠り」とは一概には言えません。

問題87
脳波にみられるシータ波は,浅い睡眠期やレム睡眠期にみられる。

答え:✕
シータ波はノンレム睡眠の第1段階、すなわち入眠してすぐにアルファ波と交代するようにして出てきます。

問題88
成長ホルモンは,成長期には重要な役割を果たすが,その後はあまり役立たない。

答え:✕
大人でも成長ホルモンが不足すると骨の代謝が上手く行かず、骨粗鬆症に陥りやすく骨折する危険度が高まります。

問題89
コルチゾールは,副腎から分泌されるホルモンである。

答え:◯
コルチゾールは心身がストレスを受けると分泌が増えることから、「ストレスホルモン」とも呼ばれています。

問題90
2002年の国際調査によると,日本人は習慣的に昼寝する割合が平均的である。

答え:✕
日本人は昼寝でも夜の睡眠でも、世界と比較すると最低レベルだと覚えておきましょう。

お疲れさまでした!これで睡眠検定1級の過去問題の61~90問は終わりです。

続きはPart4へどうぞ!

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