睡眠検定1級の過去問題 Part5

睡眠検定

睡眠検定1級のMURAです

それでは睡眠検定1級の過去問題の続きをやっていきましょう。問題121~問題150までをご紹介していきますね。

睡眠検定1級過去問題 問題121~150

問題121
不眠症は,糖尿病のリスクを必ずしも増加させない。

答え:✕
不眠症はうつ病などの精神疾患だけでなく、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病を引き起こすリスクを高めます。

問題122
不眠症は中年以降に急激に増加し,男性より女性に多い傾向がある。

答え:◯
日本においては約5人に1人が、様々な種類の不眠の症状で悩んでいらっしゃいます。不眠が長引くと、日中にも眠気やけん怠感などの心身の不調が現れ、仕事や家事に支障が出るようになってきます。

問題123
ナルコレプシーの治療では薬物療法だけでなく,家族や学校への疾病教育も必要である。

答え:◯
ナルコレプシーの症状を周囲の人へも理解を広めておかないと、差別的な対応を取られてしまう危険性があります。生活を規則正しくして、薬物で眠気をコントロールして、苦しむことなく生活できる程度に症状を軽くすることが治療の基本とされています。

問題124
概日リズムの位相は,光を主観的な朝に浴びると後退し,主観的な夕方に浴びると前進する。

答え:✕
朝だろうが夜だろうが、強い光は概日リズムの位相を後退させます。

問題125
時差症候群においては,西向き飛行よりも東向き飛行の方が症状が重くなる。

答え:◯
時差ボケは東向き飛行(アメリカ方面)のほうが辛いことが知られています。中高年は体内時計の修正がされにくく、時差ボケになりやすい傾向にあります。

問題126
睡眠相後退型では,「睡眠酩酊」と呼ばれる錯乱を伴った覚醒困難はめったに生じない。

答え:✕
睡眠相後退障害(DSPD)の人を無理やり起こそうとすると人格が変わったような状態(睡眠酩酊)を起こしたりします。

問題127
睡眠障害国際分類(第2版)では睡眠障害は8群に分類され,疾患数は100近くある。

答え:✕
テキストには「睡眠障害国際分類第2版(ICSD-2)では不眠症を11に分類しています」としかありませんからね・・・

問題128
睡眠負債を蓄積すると,交通事故や産業事故を起こすリスクが高くなる。

答え:◯
事故を起こしやすくなるだけではなく、生活習慣病やうつ病になるリスクも高くなることが知られています。睡眠負債をため込むと、最後にはその重さで、大きなつけを支払うことになってしまいます。

問題129
睡眠不足症候群では,症状が睡眠不足によることを自覚していない。

答え:◯
睡眠日誌を書いて医師などに指摘されて、やっと気づく方も多いようです。

問題130
睡眠呼吸障害は,生活習慣病の発症要因には必ずしもならない。

答え:✕
睡眠呼吸障害の人は、健常者と比較して、高血圧は2倍、冠動脈疾患が3倍、心筋梗塞や脳血管障害は4倍のリスクがあります。

問題131
睡眠中の呼吸の乱れは,睡眠障害を引き起こすことになる。

答え:◯
適切な睡眠が長時間に渡ってとれないと、生活習慣病といった様々な体への悪影響を与えることになります。

問題132
睡眠呼吸障害をもつ者は,同年齢者に比べて身長がかなり低い特徴がみられる。

答え:✕
睡眠呼吸障害に身長は関係ありません。関係あるのは体重・・・肥満のひとに睡眠呼吸障害は多いようです。

問題133
睡眠時無呼吸症候群の診断においては,睡眠ポリグラフ検査が不可欠である。

答え:◯
簡易睡眠呼吸検査もありますが、正確な診断には睡眠ポリグラフ検査が不可欠となります。費用は健康保険3割負担の方で約15,000円です。 昼間の眠気の強さを客観的に評価し「入眠過程に異常はないか」「脳波に異常がないか」などを調べる検査です。

問題134
睡眠時無呼吸症候群では,眠気を含めて自覚症状がはっきりしているケースが多い。

答え:✕
自覚症状がはっきりしている人は少なく、潜在的患者の数は膨大で200万人以上とも言われています。高血圧症を合併しやすく、脳卒中や心筋梗塞、糖尿病との関連も指摘されています。

問題135
睡眠時無呼吸症候群では,集中力や記憶力への影響がみられる。

答え:◯
そればかりでなく作業能率などを障害し、事故等の原因となることがあります。中には眠気などの自覚症状を感じないまま過ごしている重症の人もおり、治療後に初めて症状があったことに気づくこともあるのだとか。

問題136
睡眠時無呼吸症候群では,いびきのひどさが上気道狭窄の程度を表しているのではない。

答え:✕
いびきの強さと呼吸努力(食道内圧変動)との関係は、強い相関関係が認められています。

問題137
睡眠時無呼吸症候群の治療では,経鼻持続陽圧呼吸治療が対症療法として試されている。

答え:◯
CPAPは塞がった気道を広げて呼吸できるようにするものです。睡眠中のみ装着する呼吸装置で、現在最もよく行われている治療法です。重症者の場合でも高い治療効果があります。

問題137
小児の睡眠呼吸障害は,成長障害の原因となる。

答え:◯
深い睡眠が減少するため、成長ホルモンの分泌が阻害され、成長障害を起こすこともあります。小児の場合は、「無呼吸時間が10秒に至らなくても、2回分の呼吸停止があれば無呼吸と診断できる」とされています。

問題138
小児の睡眠呼吸障害では,睡眠中に多動や攻撃性などの行動異常がみられる。

答え:◯
小児の睡眠呼吸障害は「多動」「攻撃性などの行動異常」「学習障害」の原因となることがあります。小児の睡眠呼吸障害の発症は個人差はありますが、2~6歳に多く見られます。

問題139
加齢により深い睡眠が減少し,浅い睡眠が増加するため,高齢者の睡眠の質は悪くなる。

答え:◯
人間の睡眠状態は加齢に伴って「質」「量」「リズム」のすべてが変化していきます。

問題140
高齢者の睡眠薬は転倒のリスクを考慮して,筋弛緩作用の少ない薬剤を選ぶ必要がある。

答え:◯
推奨されているのは非ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。減少している深い睡眠を増やしてくれる働きもあります。

問題141
起こすと簡単に覚醒する夜間の異常言動は,レム睡眠行動障害である可能性が低い。

答え:✕
異常言動はレム睡眠行動障害の代表的な症状です。レム睡眠の割合が多くなる睡眠の後半に多く見られます。

問題142
レム睡眠行動障害では,睡眠中に異常言動が認められる夜間せん妄やてんかんとの鑑別が必要である。

答え:◯
夜間せん妄やてんかんの特徴は「異常言動中に起こそうとしても、はっきりと覚醒しない」ということです。

問題143
むずむず脚症候群においては,睡眠時周期性四肢運動が高頻度に合併する。

答え:◯
感覚的には「むずむず」「チクチク」「ヒリヒリ」「虫が這うような」といったものが多いようです。

問題144
むずむず脚症候群の症状は,日中よりも夕方や夜間に悪化する。

答え:◯
足を動かすと軽快するので、異常感覚がある時は足を動かしたいという強い欲求が生じます。

問題145
不眠のタイプと睡眠薬の作用時間を考慮して,使用する薬剤を決める必要がある。

答え:◯
「バルビツール酸系睡眠薬」「ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系睡眠薬」「メラトニン受容体作動薬」があります。

問題146
不眠症を放置すれば健康にとってマイナスであり,睡眠薬を正しく使用することには大きなメリットがある。

答え:◯
不眠が続くと「高血圧」「糖尿病」「肥満」といった生活習慣病につながるので注意が必要ですね。

問題147
超短時間型あるいは短時間型の睡眠薬では,隔日法を用いて減量を図る。

答え:✕
超短時間型あるいは短時間型の睡眠薬の減量法は「漸減法(ぜんげんほう)」になります。

問題148
ベンゾジアゼピン系睡眠薬は,ガンマアミノ酪酸(GABA)の働きを強めて催眠作用をもたらす。

答え:◯
これによって細胞の興奮性を低下させることによって、催眠作用をもたらします。

問題149
南北時代の「太平記」には,武士が夢信仰に対決する姿勢が記述されている。

答え:◯
夢への不信感をあらわにして、夢信仰に対決の姿勢を鮮明にしています。

問題150
セロトニンは,安静状態で活性化される。

答え:✕
セロトニンの分泌はリズミカルな運動によって活性化されるという特徴があります。これにはガムなどを噛むといった咀嚼も含まれます。

お疲れさまでした!これで睡眠検定1級の過去問題の121~150問は終わりです。

続きはPart6へどうぞ!

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