睡眠検定1級の過去問題 Part6

睡眠検定

睡眠検定1級のMURAです

それでは睡眠検定1級の過去問題の続きをやっていきましょう。問題151~問題180までをご紹介していきますね。

睡眠検定1級過去問題 問題151~180

問題151
セロトニンは,安静状態で活性化される。

答え:✕
セロトニンの分泌はリズミカルな運動によって活性化されるという特徴があります。これにはガムなどを噛むといった咀嚼も含まれます。

問題152
睡眠の神経回路では,グルタミン酸がアクセルの役割を,GABA(ギャバ)がブレーキの役割を果たしている。

答え:◯
脳内の情報伝達に重要な役割を持っている神経伝達物質と呼ばれているのが「グルタミン酸」「GABA」でしたね。

問題153
睡眠時間には,季節的変化がみられない。

答え:✕
睡眠時間は日照時間と深く関わっているので、夏は短くなり冬は長くなります。夏に比べると、冬の平均睡眠時間は約30分長くなるとも言われています。

問題154
GABA(ギャバ)は,覚醒中枢を抑制する働きがある。

答え:◯
GABAには睡眠の質を高めたり、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があるとの実験結果もあります。「ストレスを低減する」とか「睡眠の質を高める」といった効果を謳い文句にしたチョコレートなんかも販売されていますよね。

問題155
覚醒時間の長短に関わりなく,午後10時頃から睡眠物質が蓄積してくる。

答え:✕
日中の活動性が低く昼寝の時間が長くなると睡眠物質の蓄積が不十分で夜間の睡眠への働きかけも弱くなります。

問題156
時計遺伝子は視交叉上核だけでなく,脳の他の部位や内臓諸臓器にも存在している。

答え:◯
視交叉上核にあるのが親時計で、体の各器官にあるのが子時計でしたね。親時計をリセットするのが朝日で、子時計をリセットするのが朝食です。

問題157
レム睡眠時には,前頭葉の血流が増大している。

答え:◯
レム睡眠時には内側が血液供給不足になっています。

問題158
睡眠をとるまでの覚醒時間が長いほど,徐波睡眠の出現量は多くなる。

答え:✕
睡眠欲求は目覚めている時間(覚醒時間)が長いほど強くなりますが、睡眠の質には関係ありません。

問題159
健常人の睡眠は,レム睡眠から始まる。

答え:✕
眠りはノンレム睡眠から始まり、一気に深い眠りに入ります。それからレム睡眠に切り替わり一晩に3~5回繰り返されます。眠りに入ってしまうと、見た目は休息状態にある睡眠ですが、夜、目を閉じている間も脳内は想像以上に活動を続けているのです。

問題160
睡眠段階1では,低振幅であるが,さまざまな周波数の脳波が混在している。

答え:✕
睡眠段階1で現れる脳波は「アルファ波」「シータ波」の2つです。アルファ波の出現率が50%以上か50%以下で判断されます。

問題161
脳波にみられるシータ波は,深い睡眠期にみられる。

答え:✕
深い睡眠で見られる脳波は「デルタ波」です。デルタ波が50%以上になると、最も深い睡眠である睡眠段階4と判断されます。

問題162
メラトニンは,概日リズムを調整する作用を持っている。

答え:◯
メラトニンには、季節のリズム、睡眠・覚醒リズム、ホルモン分泌のリズムといった 概日リズムを調整する働きがあります。

問題163
コルチゾールは,脳下垂体から分泌されるホルモンである。

答え:✕
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンです。ストレスの指標として用いられることもあります。コルチゾールは、メラトニンが出始めてから5~6時間後、深夜から朝に向けて分泌量が増えていきます。全身に『そろそろ起きる時間だぞ』と知らせるホルモンです。目覚めやすいよう、血糖値や血圧を上げる働きがあります。

問題164
総睡眠時間に占めるレム睡眠の割合は,新生児で約50%である。

答え:◯
成長するにつれてレム睡眠の割合は下がっていき、成人になると20%まで下がり、高齢者になると15%以下にまでなります。

問題165
日本の成人では,平日と週末の睡眠時間にあまり違いがみられない。

答え:✕
週末の睡眠時間が平日より2時間以上長い、いわゆる睡眠負債を抱えている人が多いようです。休日の朝寝坊は夜の入眠時間を遅らせて、休日明けの起床が辛くなる原因になります。

問題166
長時間睡眠者と短時間睡眠者の深い睡眠量には,あまり差がみられない。

答え:◯
ロングスリーパーはショートスリーパーに比べて、浅い睡眠とレム睡眠が多くなっています。こう聞くとショートスリーパーは随分と効率よく睡眠を取っているようですが、普通の睡眠時間の人に比べるとロングスリーパーもショートスリーパーも寿命は短いようです。

問題167
朝型の人は夜型の人に比べて,深部体温リズムの位相が後退している。

答え:✕
早起きするのですから、深部体温リズムの位相は前進しています。

問題168
平日の睡眠不足の解消のために,週末に朝寝坊をすると,ブルーマンデーが生じる。

答え:◯
週末に朝寝坊すると就寝時間が遅くなり、月曜の朝は睡眠不足でなかなか起きられないという状態になってしまいます。

問題169
夜間の光は,概日リズムの位相を前進させる。

答え:✕
夜間に3時間160ルクスの光を浴びると、概日リズムの位相は後退します。なのでテレビやパソコンやスマホなどは夜は使わないほうが睡眠のためには良いです。

問題170
夏季の睡眠に良好な寝室条件としては,温度が26℃前後で,湿度が55%前後である。

答え:◯
冬場の快眠のための室温は16~19℃で湿度は50~60%が理想とされます。湿度は共通しているので覚えやすいですね。

問題171
メラトニンの分泌が抑えられると,眠くなってくる。

答え:✕
メラトニンの分泌が増えてくると、眠くなります。

問題172
夜間の騒音が20デシベル前後であれば,睡眠にほとんど影響をもたらさない。

答え:◯
一般的に40デシベルを超えると睡眠に悪影響が出てきます。40デシベルは図書館の中の静けさくらいですね。

問題173
床に就いてから寝つくまでの時間が短いことを,睡眠効率が良いという。

答え:✕
睡眠効率=『実際の睡眠時間÷ベッドにいた時間×100』という計算をします。

問題174
ニコチンはニコチン性アセチルコリン受容体に作用し,大脳皮質全体に覚醒をもたらす。

答え:◯
この受容体は神経と筋肉間や神経間のシナプス伝達を調整しています。

問題175
カフェインの血中濃度は,摂取後30~60分でピークとなり,半減期は1.5~2.5時間である。

答え:✕
ピーク時間は合っていますが、半減期は2.5~4.5時間です。子供や高齢者は肝機能が低いのでさらに注意が必要ですね。

問題176
寝酒は,中途覚醒の原因となる。

答え:◯
アルコールは睡眠の前半には入眠を促進しますが、睡眠後半では睡眠内容を悪化させます。

問題177
寝酒を続けていると,アルコールに対する耐性が高まるが,アルコールへの依存性は必ずしも高まらない。

答え:✕
寝酒を続けていると、アルコールに対しての依存性が促進されることになります。

問題178
宣言的記憶は,エピソード記憶と意味記憶に分けられる。

答え:◯
エピソード記憶は出来事に関する記憶で、意味記憶は知識としての記憶です。

問題179
単語の記憶においては睡眠段階2で再処理され,記憶向上が起こると考えられている。

答え:◯
単語の記憶などは睡眠前半の徐波睡眠中に再処理されて、向上現象が起こると考えられています。

お疲れさまでした!これで睡眠検定1級の過去問題の151~180問は終わりです。

続きはPart7へどうぞ!

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